10年一昔な話

華やいだ風にさらされても
溶けていけない 自分を見つめている
歩み寄る 素振りも見せずに
輪郭は 浮き彫られていく

幻覚に踊る 身体は
心とは裏腹の パントマイム
ほころびている傷を 埋めるのは
僕が僕で在り続けるため

TELL ME by hide


ちょっと昔の話ですが、
今年の3月にはエックスジャパンの復活が、
だいぶ話題になったりしていましたね。

私は基本的には、GLAY・ラルク世代ですが、
当然エックス・ルナシー世代についてもかなり聞き込んだほうです。
だから近年の復活ブームは、かなり血が騒ぎます♪

エックスといえばやっぱりYOSHIKIが有名ですが、
ギタリストのhideもYOSHIKIに劣らず人気でした。

hideは、まさに当時のビジュアル界のカリスマでしたね。
まだまだ日本にビジュアル系なんて概念の無かった時代を
彼の持つ類まれなるセンスが現在まで進化させたと言っても
おかしくは無いくらい色々なことを試みてきた人だと思ってます。

そして何より彼がすごいと思うのは、
攻撃的なロック調の曲も多い中、非常に優しい曲も多いことですよね。
急激な速度で変わる時代の少年少女の想いが詰まってるような気もします。

ライブ中に時折見せる優しげな笑顔に
高校生だった当事から憧れたものでした。カッコいい。。。

今となっては、もはや冗談でもエックス世代は
高校生に通じないような時代になってしまいましたね。

時代の流れは早いものですね。
たった10年のはずなのにそれはもう
永遠に触れることが出来ないような輝きに感じます。

そしてエックスジャパン再結成の姿を見るたびに
この人がいたらこの10年でどれだけのものが残ったんだろう。
って、本気で思います。

これからの時代を背負っていくのは誰なんだろう。
と、本気で不安になる。

そんな話。


そろそろ背負わなくちゃいけない年なんだけど・・・。


Tell me,Somebody tellme,Please tell me.
声にならない 言葉でも