ハニー&クローバーな話 その4

自分ってひとめぼれしやすい性格だなぁ。って思います。
中学生の時に初めて好きになったさえちゃんもひとめぼれだったし、
高校・大学の時に好きだった人もひとめぼれだったんじゃない?
って、今思い返せば思います。

ただ、ひとめぼれとは言っても、
私の場合は自分に対して直接話しかけてもらったり、
優しくしてもらったりした場合に惚れることは少なく、
その人がみんなの中で行動している様を見て
惚れることが圧倒的に多い気がします。

人が好きな人に何を望むかっていうのは、
その人それぞれによって違うと思いますが、
私が好きな人に対して望むのは、
その人がその人らしく楽しく幸せそうに振舞っていてくれればイイナ。
と、考えています。

それは、私がその人の人生に自分が関わっていても良いし、
別に全然関わっていなくてもかまわない。
とにかく好きな人が幸せそうにしているのを見ているのが好きです。

ただ、そうは言っても好きな人なんですから、
自分だけの「特別」や「独占」は当然したいとは思います。

手をつないでデートしたいとも思うし、
一緒に街に出かけて色々な経験を共有したいとも思います。

でも、やっぱり特別な関係になったとはしても
あんまりべたべたした関係になりたいとは思いません。

自分に依存してくれるのは嬉しいですが、
それはあくまで一時的なものであって欲しく、
最初に語ったようにみんなの中で輝く彼女であって欲しいのです。

1週間に数分しか話さなくてもかまわない。
1ヶ月に1度しか会えなくてもかまわない。

彼女が色々なところでたくさん経験してきたことを、
自分が会ったときに集中的にがーっとしゃべるのをただ聞いて。
また新しいところへ旅立つところを笑って見送るような。

彼女にちょっとした嫌なことがあったとき、
その泣き言を夜通し優しく聞いて励ましてあげて。
彼女の明日が無事上手く行くことを祈ってあげるような。

そして、みんなの前ではそんな一面は微塵も見せずに
キラキラ輝きながら楽しそうに笑っているのを見たいと思うのです。

そんな変わったような恋愛にいつのころからか憧れるようになりました。
(自分で語っておきながらですがもはや変態の領域ですね。)


はい。。。
と、いうわけで私の恋愛観なんかどうでも良いのですが、
ここまで話せば私がハチクロで誰が好きなのかわかりますね?

はぐちゃーーーん。
君が好きだぁああああああ。(笑)


はぐちゃんに対する恋愛模様はいくつかあると思いますが、
その中でも前述した内容からまず憧れるのは、はぐ−花本先生ペアですよね。

神に授かった才能を開花させるために
その人生すべてをかけてずっと支えていく愛。

これってとても尊く素晴らしく誰もが憧れる愛の形に見えますが、
見た目ほど思ったより甘くは無いと思います。

だって、「支える」って行為は、あくまで補助的なもので、
自分は何も生み出すことが出来ないから。

常に相手のことを考え相手のためになることだけをし続ける。
自分の感情はあと回し。その我慢が脚光を浴びることなく、
延々と続いていくということは何よりも辛いことだと思います。
特に、男であればあるほど。

でも、こういう役って誰にでも出来るわけじゃない。
人を支えるということもひとつの「才能」なんですよね。
優れたアーティストには必ずそれを陰で支える人がいるものです。
花本先生・・・。正直あんたかっこいいっす☆


そして次にこれも憧れちゃうのが、はぐ−森田ペアですよねぇ。
森田さんが告白したあとに切り替えしたはぐちゃんのセリフには、
鳥肌が立ちましたよ。

恋愛っていくつも形があると思うんですけど、
一番成り立ちやすくて自然だと思うのがお互いの弱さを支えあう。
って関係ですよね。

こんな広い世の中でひとりきりで戦うのだから、
たまには誰かにそっと甘えたい。って気持ちは、
とてもよくわかるのですが、私が恋愛にもうひとつ要素を
盛り込むとしたら、優しさだけじゃなく生き方で語り合う関係。
っていうのに強く憧れちゃったりします。

「優しさ」ほど時と状況によって移り変わるものは無いと思うんですよ。
あの時は、二人が寂しかったから優しくしあえたけど、
今は状況が変わったから二人は優しくしあえないわ。っていう関係は、
どこか物足りなく寂しいものだって感じるようになったんです。

でも、「才能」だったら、時が経っても変わることはないと思います。
時が経っても二人は遠く離れていても、その人の生き方で語り合う関係。
とてもストイックで難しい生き方だけどいつかそんな恋が出来たらなぁ。
って、思っています。

仕事と恋愛は基本両立しないものと考えていますが、
唯一両立させる方法はこれしかないと思います。

それがなかなか出来ないから世の中で別れる
アーティストが多いんだとはおもいますけどね。。。
人はそこまで強くないものらしい。。。。。。


で、私の大好きなはぐちゃんには、
もうひとり想いを寄せてる男性がいますが、
私が一番共感してしまうのが竹本くん。

森田さんに憧れて、花本先生に憧れて。
でも、結局自分はどちらの生き方も選べない様は、
どこをどう間違っても竹本くん以外にいないのです。(笑)

たけもとぉ〜。お前は悪くないっ!!
これは相手が悪かっただけなんだっ。(笑)

ただ最後の最後で語っている通り
「意味はある。あったんだよ。そこに。」
泣けますなぁ。なんて美しい恋なのでしょう。
うらやましい。(笑)

私は竹本くんにすらなれていないのかもしれません。
もっと強くならなくっちゃ☆



と、いうことで個人の恥ずかしすぎる人生観が、
嫌というほど詰まったハチクロを語ろう会もこれで最終回となりました。

今回のお話は、6月末くらいには作ってあったのですが、
あまりに恥ずかしすぎてなかなか投稿できずにいました。

昨日の大食いの話もそうですが、
溜まったネタを勢いに任せて一気に放出中。

本当はもう一個別なのもあるのですが、
時間が経ったネタを放出することほど恥ずかしいことはありません。
これなんて罰ゲーム?(笑)


ハチクロの話については、
みなさんにお勧めする形式というよりも、
どちらかというと個人的人生観を語る話になってしまいましたね。

こんな見知らぬ人間の話を聞いて読みたいと思わないでしょうが、
この作品は、私が絶対の自信を持って勧めることができる名作です。

機会があればぜひとも読んで見てください。


読んだ人がいたらその人が
正直どう感じたのか聞きまくりたい。
っていう。


そんな話。


学校の道徳の教科書に指定すべき。(笑)