若き日のドキドキ

ネクタイを締める理由なんてのは
1コしかねえ

仕事が無事終わった後に
「緩める」ためだ



宇宙兄弟小山宙哉

タイトルどおり
宇宙飛行士を目指す
兄弟が奮闘する漫画。

技術大国と言われた日本も今は昔。
近年失われてしまった「なんで?」を解き明かしたいという
理系の情熱と未知への期待がぎっしり詰まった内容です。

まずキャラクター設定も上手いし
構成も上手なので読みやすいのが、
凄いって思うし、そこに技術者としての
視点がちょこちょこミックスされているのが、
あまりにも感動的すぎて号泣してしまうとともに
自分も頑張ろうと思える作品です。

やっぱり宇宙という人間の
人智を超えた場所に向かうためには、
ひとりの頑張りだけじゃ無理なわけで
宇宙飛行士以外にもたくさんの裏方がいるわけで
そこにスポットを当ててるのが熱すぎるっ!!

最近私が非常に不快に思っているのが、
自己中心的な人間が本当に多くなったな。
って、思うことです。

人間ひとりで生きていく。
なんて、ことはほぼ無理なわけであって
お互いがお互いを助け合って生きなくちゃいけないのに
そこに意識を張れない、イメージできない人間がなんて多いことか・・・。

技術大国日本の復活と
道徳的内容の習得も含めて
小学校教材にぜひ取り入れるべき名作!!

ちなみに内容も構成も素晴らしすぎるので
これはいつかドラマ化か映画化すると思います。

最近のマンガは映像化を浮かばせやすい
構成が増えました。時代の進歩!!