あの子かわいそうで胸が痛い いたずらに美しさが背伸びしてる
日本橋メイドコンテスト
ミスポンバシ2013!!
去年は、デザインとかひどいなー。
って、思ってましたが、
今年は少しまともになりましたね。
ま、誰が可愛いかなんて
主観的な部分なので意味などないんですが、
ビジネス的な意味ではこういうのって大事ですよね。
世の中が求めているのは
「わかりやすさ」なんですよね。
私の仕事もそうなんですけど、
自己紹介するときの肩書って
相手に与える印象だいぶ違いますよ。
こんにちは。
「ヘッドハンターのローズです。」
って、いうのと、
「ヘッドハント、メイド部門
2013案件数NO1のローズです。」
って、いうのとじゃ相手の信頼度が
全然変わってくるもん。
それがどれだけ
すごいかどうか別にして。\(^o^)/
仮にすごくなければないで
「ま、全国でひとりしか居ないから
NO1で当然ですけどね」
って、ツカミにもなるし。\(^o^)/
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ビジネスの戦略上でも、
NO1になるかならないかっていうのは、
非常に大きな明暗をわけるって言われますね。
そうなんです。
ダメなんですよ。2番じゃ。
僅差でもなんでもNO1であることに
初めてそれは「価値」を生むのです。
これは「ネットワーク効果」という
用語でも言われたりしますが、
例えばSNSサイトの登録数なんかそうですね。
【日本のSNSサイトで登録者NO1】
って、いうサイトと、
【日本のSNSサイトで登録者NO2】
どちらを選ぶか?って、言われたら
普通みんなNO1選ぶでしょ?とりあえず。
で、そのとりあえずが大事なんです。
最初はわずかな僅差でも、
その後の人がどんどんNO1を選ぶようになれば、
それは数年後にはいかんともしない差となり、
それが本当のブランド価値になるんですね。
とあるメイド喫茶が、
盛んに謳っていますがそれは、
たぶんこういうわけなんだと思います。
・・・知らんけど。\(^o^)/
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しかしネットやITの普及によって、
私たちはより「何か」を数値で
評価するようになりましたね。
一番顕著なのが、
「広告・マーケティング」の分野ですね。
今までは、個人の行動なんて
一切はかることなんてできなかったけど、
webであればどんな人がどういうページを
見たかがすべて数値化されて、
その成果を数値的に表現できますからね。
何もweb上だけじゃないですね。
やっぱり有名なのが、
コンビニ商品管理システムなんかもそうだし、
最近流行の「ビックデータ解析」なんかじゃ、
CCCとかポンタのカード使用状況に応じて
個人の行動を数値化しようとしてますからね。
データマイニング、データサイエンティスト。
なんて不思議な職業が生まれている時代です。
これからスマホを軸とした
クラウドコンピュータ化で、
そこかしこで僕らの行動は監視され、
分析され、それに見合った先手を
打たれるというわけですか。
「ベテランの勘」というやつも
蓄積された膨大な情報の前には、
根拠のない迷信になってしまうんですね。
怖い時代だ。\(^o^)/
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スピリチュアルなカウンセリングが、
ブームになったりもしましたが、
結局ビジネスマンの「数値信仰」も
自分たちを納得させたいだけでしか
ないんですよね。
レポートとか報告書を作った人なら
わかると思うんですが、膨大なデータだって
見る人の主観によっては、いくらでも
都合の良い見方に変えられるわけです。
本当に「数値」が示すものが、
物事の優劣を示すのであれば、
今までの日本の歌手で最も優れた
歌手はだれか?という問いに
「AKB48」を選ばなくちゃいけません。
でも、その内容を聞いて納得する人が
ここにどれだけいますか?\(^o^)/
サイト閲覧数、動画再生数、
アプリのダウンロード数、
商品のクチコミ数。
目に見える数値や実物は、
僕らを安心させてくれますが
それは、弱い自分に対しての
言い訳なんじゃないでしょうか?
人の気持ちを数値化したい。
と、いうのは人類の願いかもしれませんが、
それがずっとかなわないからこそ
世の中にロマンがあると信じています。
うわっつらばかりの世の中だ。\(^o^)/