私の新人時代~大阪編2nd~(10)

ポコに通い始めて約1年くらい経ったとき。ブログに妙なコメントが連続して入るようになっていた。

基本的に、私のブログはお店の女の子しか読まないのだが、中には酔狂なお客さん?も、そこそこいるようで、例えばてんちょ~だったり、当時であればTOMOくんだったり、今だったら東京のニット帽メガネさんだったりと、「現実に会ったことがなくても」知り合いになるようなお客さんがたびたびあらわれていた。

つまり、私のブログは面白い。と、いうことである。

いや、そんな自画自賛はどうでも良いのだが、その時の来訪者だけは、どうも今までところ合いが違うようなお客さんだった。

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なんて表現をしたら良いのかわからないが、私からは相手のことは知らないのに、相手は私のことをかなり知っているようなスタンスで絡んでくる。

かといって、私のすべてを知っているわけでもなく、実際にコメントを通じて、私を見定めてやろう。と、いうような妙な絡み方なのだ。私のアンチであるのかと思いきや、私をほめたたえて応援?してみたり、なんともつかみどころのないお客さんである。

私自身は、「ネット」というものを愛しているので、基本的にどんなお客さんがどんなスタンスで来ても、「私のお店」で遊んでいる分には、基本的には阻害しない。阻害しないどころか、全力をもっておもてなしをする。

極端な話、「ガチ」で基本的にコンカフェ以外で誰とも話さないので、実はアンチでも私のブログを読んでくれて、なおかつコメントをしてくれるなんて、愛すべき存在以外の何者でもなかったのだ。

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と、いう感じで私は意にも介さないで、その謎の人物と楽しくやりとりをしていたのだが、そのブログのやりとりを見ていたてんちょ~が、もしかしてそのコメントしているやつって、あんちゃんの彼氏なんじゃないか?と、アドバイスをしてくれた。

確かに言われてみれば、その当時、急に見慣れないお客さんが急にポコにおかえりするようになった時期でもあった。

初めてのお客さんというわけでもなく、逆に女の子を勝手知ってるからこその?なれなれしい振舞いは、てんちょ~が指摘するような一面も確かに納得であったし、そういえばその男。年末のイベントに確かにいたような記憶もかすかにある。

最近の地下アイドル界隈で冗談として言われているが、コンカフェ界隈で彼氏を見抜くセオリーとしては、普段そのお店におかえりしないのに、年末や生誕などの節目だけご帰宅する見慣れない男性に注目せよ。と、いうのが、業界の公式であった。

彼氏?に公開で絡まれたローズの行方は果たして・・・。