あり〜がと〜さよ〜なら〜な話

明日はとうとう出発する日だ
最後の夜なのにすることがなくて
入りの悪いラジオなんか聴いて
調子外れの口笛なんか吹いていた

バイバイ、サンキュー by BUMP OF CHICKEN


2週間も休みだひゃっほーい。
なんて思ってた長い休みもなんだかんだであっという間。

今まで勤めていた会社とは、
明日辞令をもらいに最後の挨拶に行って
ほんとうのほんとうにお別れになりました。


新しい未来に期待を寄せる一方で、
冷静に自分の行動を振り返って見れば、
何を馬鹿なことをやってるんだろうなぁ。
って、つくづく思います。

だって今まで作ってきたものを全部ぶっ壊して
新しいところに挑もうとしてるんだもんなぁ。


今の職場に悪いところはたくさんあるけれど、
良いところだってたくさんあるわけで。

仕事は嫌いなほうじゃない。むしろ好き。
頼まれた仕事はいつも期待以上で返してきたつもり。

だからどっちかというと会社ではそれなりの実績を作ってきた。
一緒に仕事をした人からは誉められることのほうが多かった。

でもみんなから誉めてもらった言葉は全然心に届いていなくて。
自分が何を欲しいのか自分でも全然わかってなくて。

当たり前のことを当たり前のように
感じる能力が欠如してるんだろうなぁ。

見なくて良いものを見ようとするし、
気づかなくて良いものを気づこうとしてしまう。
いつだって目新しい何かを探そうとしている。

目を開いていても何も見ないで。
耳に入ってくる音を右から左に聞き流せたならどんなに幸せだろうと思う。


でも、自分にはそれが出来ない。
それをしようと最初は覚悟していたはずだったけど、
どうやら自分にとってはそんな生き方は出来ないみたい。

不器用な生き方だなぁ。
だけど、それしか自分が生きる道がないんだから仕方ない。


自分の人生なんだから好きなように生きれば良い。
例えその生き方に失敗したとしてもたかが死ぬだけだ。

死ぬってことは、自分の体が冷たくなって動かなくなる。
ただそれだけのこと。

それよりもっと怖いのは、
死ぬことを恐れて自分自身が思うように生きられないことだ。

そんな生き方をして自分の体を動かし続けたとしても
長い長い人の一生でいったい何を残せるんだろう。

死んで体が動かなくなったとしても、
誰かの心の中で一瞬でもこういう人がいたな。
と、思い返してもらえるような生き方が出来れば、
それは、きっと死んだとは言わないと思う。
誰かの心の中で生き続けていれば良いんだ。
それだけで満足だと今の自分は思ってる。


今までいろいろな人に出会ったけど、
私はどれだけ人の心に自分を植えつけることが出来たのかな?

これからもみんなに自分を植えつけていきたいし、
自分の心にも多くの人の何かを植えつけていきたい。

そのためには、もっともっと大きくて
素敵な人間にならないといけないよね。

頑張れ!自分。
そしてここまで育ててくれたみんなありがとう。
っていう。

そんな話。


ひ〜とりぼっち
そ〜ら〜のし〜た〜で〜
じょ〜ずにうたって〜みせ〜るぅ〜〜〜からぁ〜〜〜♪



本当に周りの誰一人も知らないのが
寂しいを通り越して笑えます。(笑)