品良く生きる話

あっ。しまったぁ。
プリンセスったらエキサイトしすぎて
つい堀江間違いしちゃったわぁ。てへ☆

と、いうことで、
前回ご紹介したホリエモンブログですが、
相変わらず地味に異彩を放っていますね。


ホリエモン時代の寵児として
もてはやされていたのも3年前の話でしょうか?

私は当時大学生だったのですが、
研究室の飲み会でよく話題にされていたのが、
今でもはっきりと記憶に残っています。

まだ何も知らなかった私は、
かなりのホリエモン支持でしたが、
研究室の教授がしきりにどこがいいんや。
と、言っていたのが思い出されますね。

昔ほど堀江支持ではないですが、
ぶっちゃけ今でもこの人のいうことはわかるなぁ。
って感じです。

やっぱりこの人のいうことは一理あります。
既得権益でこり固まったこの日本においては、
法に触れない範囲すれすれで勝負を挑んでいくしかないです。

だって、そうでもしなければ
この世の全ての勝負の結末なんて
9割がた決まっちゃってるものなのだから・・・。


でもだからと言って法に触れなければ
何でもやって良いのか?と言われれば
それも違うんじゃないかなぁ?
とも思うようになってきました。


この世の中には二つのルールがあります。

ひとつは、「信号は、赤のときは止まりましょう」など
法律で守ることが義務付けられたルール。

もうひとつは、
「電車の中ではお年寄りに席を譲りましょう」などの
法律で義務付けられては無いけども、守ったほうが良いとされる
暗黙のルール(社会マナー)です。

前者は当然のことですが、
誰もが守らなければなりません。

国の権力で定められた法律ですので、
守らなければ罰を与えられてしまいます。

後者は、守らなくても特に問題ありません。
電車にどれだけお年寄りや妊婦がいようとも
何食わぬ顔で席に居座り続ければ良いだけです。


でも、だからといって後者のような行為が
平然と罷り通っている世の中って良いものなのでしょうか?
法律で決まっていなければ何をしても許されるのでしょうか?


しかし、とは言っても何でもかんでも
法律で縛り付ければ良いものでもありません。

こういうことをはじめてしまえばキリがなくなってしまいます。
「元気な人は電車内では席を譲りましょう。」
「ゴミは外でポイ捨てしないようにしましょう。」
「たばこは分煙室内でのみ吸うようにしましょう。」
これが法律化されると考えただけでうんざりですね。


法律学の世界では、
法律書の厚い国ほど恥ずかしい国である。」
と言った考え方をする傾向にあります。

だって、わざわざ法律で明記して
破った場合に罰則を与える手続きまでしなければ
その国の人は他人のことを考えることができないのだから。

みんながみんなのことを考えることができるなら。
法律なんて本当はひとつもいらないはずなんです。
警察官も裁判官も検事も弁護士もいらないんです。

でも、それは絶対に出来ない。
何故ならみんな自分が一番大事だから。
自分だけじゃない。自分が大切な人たちを幸せにしたいから。

これだけ人が集まった世の中。
みんなのことを考えて生きるには
あまりにも複雑怪奇な世の中になってしまったみたいです。

だからみんな自分が大切な人だけ守る。
それだけが精一杯。他人のことなんて構っていられない。
と、いうのが実際のところでしょう。

それはとても責められることではありません。
仕方がないよ。人間だもの。

でも、自分が大切なひとを守るためには
他人と争い続けていくしかないの?ずっと?
っていう。

そんな話。


世界はあまりにも大きくなりすぎたよ。。。