あたらしいみかんのむきかた



○むきおのおおみそか

むきおくんが、だいすきなみかんをたべずにじっと見つめています。
なにやらしんけんなかおでかんがえています。

このままでいいのだろうか?
だいすきなみかんをただむくだけでいいのだろうか?

もっとすてきなむきかたはないものだろうかと。

わかったぞ!

むきおくんはついにひらめいたのです。
あたらしいみかんのかわのむきかたを。


1.うさぎ

「うさぎがむけたぞ!」
おかあさんはおどろきました。

「すごいわ、むきお。あなたはみかんのかわをむくさいのうがあるわ もっとおむきなさい」
「ぼくむくよ もっとみかんをむくよ。」

なにかむなさわぎがする。
そんな大晦日がはじまろうとしていました。

☆思ったこと
ちょうかわいくむけた。うさぎはいちねんじゅうはつじょうきらしい。


2.ねずみ

「ねずみね!むきお。これねずみね!そうなのね」
むきおくんはいいました。
「干支をむくよ。」
「え?」
「干支すべてむく そういったんだよ、おかあさん。」
「むくのね、むくきなのね、むきお。」
むきおくんは、しずかにうなずきました。

☆思ったこと。
じしんがかくしんにかわった。ねずみは目にみえないばいきんでいっぱいだという。


3.うし

そこへいもうとのむきみちゃんがやってきました。
「おにいちゃん わたしもむくわ」
そういってむきみちゃんはしれっとうしをむきあげました。
むきおくんのハートにしずかに火がつきました。

☆思ったこと

むきみにしてはまあまあ。うしのげっぷはオゾンそうをはかいするらしいからこわい。

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何この児童書。
完全に方向間違ってる。
ふざけすぎにもほどがあるだろ。\(^o^)/

ここまでお腹かかえて笑ったのは久しぶり。
続きが読みたい人は、1050円出して読もう。\(^o^)/