ロードレースの勝者は常に強者だ!!



「勝ちたいならやれ。
 負けていいならやめろ。
 勝ちたいけど、やめるなんて選択肢はねぇ!」

弱虫ペダル渡辺航

圧倒的熱量を蓄えた
伝統的スポ根マンガ!!

競技用自転車のチーム戦を
テーマにしたマンガなんだけど、
まさかココまで熱いとは思わなかった!!

機材のセッティングはあれど、
最終的には己の体ひとつで
進めていくロードレース。

頼れるのは自分の足と今まで費やした練習量。

そこには当然道との相性もあり
天候の条件もあり機材トラブルもある。
目の前の相手に、道に、そして己に
勝つことが出来たものが真の勝者となる。

当たり前といえば当たり前なんだけど
勝敗の優劣に薄まって生きてる日常からすると
はっとさせられるものがありますよね。

単純にスポ根マンガとしても名作なんだけど、
自転車競技ってめっちゃ面白そう!!

1チーム6人の対抗戦なんだけど、
先頭が一番風の抵抗を受けるから
先頭をみんなで協力し合ってローテーションを
組んでレースを進めていくのが鍵なんです。

で、レースにも色々コンディションがあるので、
チーム内でも役割が分かれているんです。

スプリンター:平坦な道を超スピードで走る人
クライマー:猛烈な坂道を駆け上がる人
エース:オールラウンダー。最後まで体力を温存し、
    最終的に1位を目指す人。

1日およそ100km近い距離を走るんですが、
最終的にはゴール前500mまでいかにエースを
温存させるか?って、いう駅伝みたいな内容。

スプリンターはスプリンター同士のプライドが激突し、
クライマーはクライマーごとの激戦があり、
それら全ての想いを紡いだ最後のエース戦とか、
もう魂揺さぶられすぎて少年の気持ちを思い出します!!

10巻以降多少絵が荒れてたり、
内容も薄くなってるけどそれでも、
最近の少年漫画には無い原点が詰まっているので
スポ根ものが好きな人には絶対にオススメです。

チーム戦で描いてるから、
1ページに描かれる人数も多くて
読み応えもバッチリですね。

よく週刊で描いてられるね。



ちょっとこのマンガの影響で
本気でロードレーサー買いたくてしょうがないんだけど。。。

20万かぁ。。。
大阪まで1日でいけるなら
20往復すれば元取れるなぁ。。。

どうしよう?\(^o^)/