憂鬱でなければ、仕事じゃない



著:見城徹藤田晋

幻冬舎創始者
サイバーエージェント創始者
とあるテーマ別のダブルエッセイ。

二人とも近代の成功者ではあるので
主な内容については、
�@それっぽく見える表面的なものへの警告
�A大衆にのまれない非凡庸のオンリーワン論
の、2点に集約されます。

それぞれの論点はありがちな内容ですが、
読んでみると共感できる部分は多いです。

やっぱり仕事ってギリギリのギリギリまで
追い込まれてその成果を発揮することが出来ますよね。

人間って難儀な生き物で
苦しい思いをしなったら成長しないんですよね。
嫌だなぁ。とか、苦手だなぁ。ってところに
どんどん突っ込んでいかないと。

出来ることは何回やっても変わらない。
出来ないことを出来るようにしたから相対的に伸びるんですよね。

お互い本音でぶつかり合って
なんで俺の考えが理解できないんだごらぁ!!
って、襟元つかみ合いながら生まれたものじゃなくちゃ
やっぱり自分の成長を感じることは難しいよね?

そういう内容を共感できる。
と、言う意味ではこの本は安心します。

でも、こういう感覚は、
大部分の群れている人には理解されないんだよね。

不思議なものでみんなのために
一生懸命仕事すればするほど下の人との
心って離れちゃうんだよね・・・。

人が変われば当たり前のことだけど
名古屋でもアルバイトさん全員やめさせちゃった。
前の人のようにゆるくなんて私できない。\(^o^)/

真面目に仕事をすればするほど
何故か孤独に襲われる矛盾。
上へ行けば行くほど孤立する感覚。

そういったものが間違いじゃない。
と、いうことを確認するためには、
最適の一冊のような気がします。

あえて言えばデジタル会社の社長にありがちな
01論だけじゃなくて見城さんの名刺の渡し方とか
人から信用を得る付き合い方とかのマナー的なところは、
改めて気をつけようと思えるところがポイントです。

どんなに自分が相手を好きだと思っていても
相手がどうとらえたか?の結果が大事。

自分がどう思っているかはどうでも良くて
相手がどう受け取るか?を常に考えて行動しないとダメですよね。
だからこそ一般的なマナーはくどいほど大事。

最近仕事が出来る人と出来ない人の違いは、
「相手の立場に立てるか?」だと思ってます。
そういうの初めて知ったかも?って人にはオススメの本ですね。

・・・念のため言っておきますが、
今回のブログと前回のブログを書いた人は同一人物です。\(^o^)/