人がルールを守るべきなのではない。ルールが人を守るべきなのだ

めだかボックス西尾維新暁月あきら

毎週ジャンプで読んではいたけど、

初期の頃は全然スルーしていたので、

アニメ化を機会に再度読み直し。

結論から言うと人工的美しさの詰まった作品。

決して天然ではないけれど、

人は努力をすることによって限りなく

一流に近づくことは出来るんだなー。

って、思いました。

バクマンもそうだけど、

作品のどこかしこに「焦り」が見えるんですよね。

あまりに計算されつくされていて、

あまりに綺麗に演出されすぎた展開は、

見ていて一切の歪みを感じさせない線形対称の

美しさを感じさせます。

それがやけに「空っぽ」を感じさせて

むなしさを感じさせちゃいますね?

詰め込みすぎなんでしょうね。

怖くて仕方ないんです。

きっと天然で戦ってしまったら、

本物の天才にかなわないことがわかってしまう

中途半端な才能しかないから。

少年誌への週刊連載とは、かくあるべきだ。

と、いう模範となるべき教科書的展開でした。

無いなら無いで必死に周りから集めれば良い!!

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ちなみに標題のセリフは、

私が仕事で多用しまくってるセリフです。

なんでみんなマニュアルなりわからないことを

誰かに聞くことをしないのかなー?

面倒に見えるかもしれないけど、

それが自分を守ってくれるのに・・・。