子供のままじゃみっともないからと 爪先で立つ本当のガキだ

先にひとつ宣言します。

これから書くことは、

真面目すぎてつまらん。\(^o^)/

でも、普通の人は途中で飽きちゃうと思うけど、

20代社会人のひとにとっては、まぁまぁ役立つ内容と思ってるので

読んだ人はぜひ感想をお知らせくださるとうれしいです。\(^o^)/

と、いうことで今日休みで暇なので

私が受けるコンサル業界の就職試験について

説明してみようかなー。って、思います。

コンサルの説明は後日、別にするとして、

コンサルの仕事に求められるのは、

「論理力」と「思考力」なんですよね。

それらはいくつかの手法に分類されるんですが、

例えば

ロジカルシンキング(垂直思考)

・ラテラルシンキング(水平思考)

クリティカルシンキング(批判思考)

みたいに分けられます。

ビジネス書なんかで有名なのは、

ラテラルシンキングですね。

よくmixiニュースなんかに出てる

これわかる?みたいな数式のクイズだったり、

「13個のミカンを3人で分けるにはどうしたらいいか?」

みたいな問題です。

これの答えはもちろん

「4と1/3ずつ」とかじゃないですよ。

ミカンを絞ってジュースにして3等分する。

みたいな、柔軟な発想が求められます。

ビジネスに応用するモデルとしては、

「あるビルはエレベータの待ち時間が長いためクレームが多くあった。

 どのように解決すべきか?」

なんか、よく語られますね。

答えは「エレベータをもう一基つける」じゃなくて

「エレベータの横に鏡を取り付ける」という解だったりします。

ラテラルシンキングは、「そういう手もあったか!」と

思わずうなる「ひらめき問題」的な内容なんですが、

対してロジカルシンキングは、実際に示されるデータをもとに

確実な根拠を積み重ねていく思考法です。

コンサルに求められるのは実はこっちで、

面接試験の問題にはフェルミ推定と呼ばれる

「シカゴにピアノの調律師は何人くらいいるか?」

「日本の電球の市場規模はどのくらいか?」

などをその場で求める問題を課されます。

この前つぶやきでした

「現在日本でメイド喫茶でメイドをしている人数は何人か?」

も、このフェルミ推定の一部になりますし、

「1年間にアイドルオタが使用するサイリウムの市場規模はどのくらいか?」

も、もしかしたら面接で聞かれるかもしれません。

で、この問題も1記事にするくらい楽しいのですが、

今日はどっちかというとさらにもうひとつの課題となる

「ケース問題」について語ってみようと思います。

コンサルの面接での本命はこのケース問題で

羽田空港の利用者数を増やすためにはどうしたらいいか?」

「12年後のオリンピックで獲得メダル数を増やすにはどうしたらいいか?」

なんて、問題がその場で課されるんです。

さぁ、ここまで読んでる皆さんは、

こういうのが好きだったり暇であったりするはずなので、

羽田空港の利用者数を増やすためにはどうしたらいいか。

考えてみましょう。

・・・・・。

考えました?

その答えは胸のうちに

そっとしまっておいて欲しいのですが、

こういう問いを出した時に帰ってくる答えが、

「モノレールなど空港へのアクセスを便利にする」

「広告でのPRを強化して新幹線より早いことをアピールする」

羽田空港に大きなショッピングモールを作る」

が、一般的な回答のようです。

しかし、もしもこれを言ってしまった場合、

確実に面接で落ちます。

何故なら回答が本質からずれている上に

その効果が数値として実感できないからです。

世の中は複雑化していて、

色々なものがぐしゃぐしゃに絡まっていますが、

自分が求めなくてはいけないものの「本質」を

見極める力が必要になるんです。

昨日の記事でも書きましたが、

私たちはいつのまにか「本質」を見逃しています。

例えばこのケースの場合、

「1.総利用者数=①航空機の発着回数×②1機当たりの平均利用客数」

で、表現することができます。

本質をとらえたら、そこを発想展開の軸にします。

総利用者数を増やすためには、

①か②のどちらかを増やすしかありません。

するとそこから

「①航空機の発着回数=(a)滑走路数×(b)離発着間隔×(c)滑走路運用時間」

の、式が導き出されます。

また、

「②1機当たりの平均利用客数=(ア)平均座席数×(イ)平均搭乗率」

の、式も導き出せます。

ここまで来て再度整理すると、

1.総利用者数を増やすためには、

(a)(b)(c)(ア)(イ)のいずれかのパラメータを

増やす戦術を考えなくてはいけないということになります。

つまり、冒頭で出た

「広告でPRをする」という回答は、

実は、「(イ)の平均搭乗率を上げる」

と、いう1部分の改善策でしかなかったというわけです。

「戦略(全体分析)」と「戦術(個別対応)」を

ごちゃまぜにしてしまっているというわけです。

ここまで整理した後は、

今度はどの改善策がもっとも効率的かを考えなくてはいけません。

まぁ、詳細の記載は避けますが、

(a)滑走路を1本増やすことによって

  どれだけ利用者が増えるか?

  どれだけコストがかかるか?

を、ひとつひとつ推定していくわけです。

そしてその結果を施策の効果と実行難易度で

マトリクス化して概念図として示すわけです。

あとは、この中から予算や人材を勘案し

どこまで目標を設定して取り組むか?を、決めて

粛々と実行していけば良いだけです。

さぁ、キタよ。

みんなの引いてる感じを画面越しに感じるよ。\(^o^)/

ここまでは前フリにすぎないからね。

もちろんここからは、

メイド喫茶の月間売上を上げるためにはどうしたらよいか?」

を、考え始めるよ。\(^o^)/

思考に漏れがあるかもしれないから、

みんなも一緒に考えてね?\(^o^)/

まずは、大事な課題設定としては、

「1.月間総売上=①お客の帰宅回数×②平均客単価」

で、定義するけど問題ないよね?

通販とかメディア露出、外部イベントの売り上げは、

今回の戦略からは除外します。

次に、お客の来店数なんだけど、

「①=(Ⅰ)顧客個体数×(Ⅱ)月間平均帰宅回数」

で、定義して良いかな?

で、(Ⅰ)は掘り下げて、

「(Ⅰ)=(ⅰ)常連客+(ⅱ)一見客」

と、定義しましょう。

少し階層を戻して次に②平均客単価を考えます。

「②=(Ⅲ)注文料理料金+(Ⅳ)注文ドリンク料金

   +(Ⅴ)物販商品料金+(Ⅵ)チャージ」

で、定義しましょう。

「(Ⅴ)=チェキ+写真+グッズ+無形サービス等」

で、定義します。

かなり長くなったね。\(^o^)/

一旦ここまでで切るので、

みんなもアイデアどんどん出してね。\(^o^)/