お昼にこんなパソコンかちゃかちゃ

4月20日(土)12:50

ながいながい長蛇の列の末に

受付を済ませた熱気あふれるファンたちが、

舞台前に詰め寄せ始めた。

みなおもいおもいのTシャツを身に着けて

すでに戦闘態勢は万全のようだ。

空前絶後の祭りに向けて、

上半身を天空に向かって

半月のように反りだすものや

腕をまるでメトロノームのように

器用に左右に振るものなどなど、

まさしく「地下」の形容がふさわしい

アンダーグラウンドな雰囲気が漂い始めた。

このテンションで9時間も続くのか?

早くも熱気にあおられて壁際でそっと休もうとすると

地下とはおよそ縁遠そうなスーツを着たイケメンが、

ビデオカメラの設定に勤しんでいた。

綺麗に整った身なりからスタッフかと

最初は思ったのだが、周囲のファンとの

やりとりを聞いているとどうやらこの人物も

最前線で腕をふっているファンたちと同じく、

チケットを買って入場したお客さんらしい。

じろーさんという愛称で親しまれている。

ライブと言えば「オタ芸」の固定概念が強い

我々は、何故最前線に行かないのか尋ねてみた。

取「こんにちは」

じ「こんにちは」

取「取材させてもらっても良いですか?」

じ「取材?そんな大層なもの・・・。

  ま、質問には答えますけど」

取「ありがとうございます。

  何故、あなたは前列に行かないんですか?」

じ「え?ああ、主催から依頼されてるからね。」

取「主催というとしょこらさんですね。

  依頼ということは、礼金とか出るんですか?」

じ「株式会社しょこらは、ブラックだから

  何時間働いても報酬なんて出ぇへんよ。」

取「え?じゃあ、なんでやるんですか?」

じ「んー。まぁ、自分にできることがこれだけだからな。」

取「でも、1日9時間。それを二日連続ですよ?

  普通に立っているだけでも大変なのにそれをそんな体制で?」

※じろーさんは、より良いアングルになるように

 椅子や台を組み合わせて不安定な体制である。

じ「まぁ、TOの仕事に比べたらましやないかな?」

じろーさんの言葉に、我々は、再度驚愕した。

2日間ぶっ続けでビデオ撮影をするよりも

辛い仕事がこの世の中にそうそう存在するだろうか?

一体てんちょ~という人物は、

これからどんなことをするのだろうか?

そして、たくさんの人々を

こうしてためらいもなく動かす

加藤しょこらさんというアイドル。  

「自然と人を動かす力」

この日のライブのテーマが

ココにあると考えた取材班の前に、

いよいよライブ開始の合図である、

賑々しい音楽が鳴り始めた。

舞台の最前列の中央に

当然のように収まるてんちょ~氏。

強烈な光を追い求めて舞台に群がる

ファンたちを尻目に、まるで台風の目のごとく

用意された無風地帯にてんちょ~が収まり、

いよいよ伝説のライブは幕を開けた・・・。

>まるちゃんさん

ダメ!!

メイド・アイドル関係は、

みんなすぐに甘やかすから、

いつまでも発展しないんだよ。

ダメなものはダメっていえよ!!\(^o^)/

ともひろさんは、

イケメンだからひとりやふたり

浮気をしてもしょうがないんです。

でも、私と二人きりの時だけに見せる

あの素顔は誰にも渡さないんだから。\(^o^)/