思い出はいつも綺麗だけど それだけじゃおなかがすくわ

まいちゃん手作りカレー。

ずっと昔のカレーだけど、

今でも忘れられない純粋な衝撃。

おいしかった!!

私にとっては名古屋すべての料理を含めて

もっとも美味しかったと思っている料理。

こんな素敵な料理が作れるマイちゃんが、

9月8日を持って卒業してしまいました。

・・・さみしい。

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そんな寂しさを紛らわせるように

昔の自分のブログを探ってみると、

鮮やかによみがえる一緒にすごした日々。

(マイちゃん初登場)

(チハヤさんとマシンガンズ)

(アヤカとマイと時々パワハラ)

(会えなかったバースデー)

(スーパーデレタイム)

年老いたスポーツ選手が過去の自分の映像を見て

「もうあのころの自分には戻れないんだな」

と、つぶやく心境がいまさらになって襲ってきました。

元気で明るいマイちゃんは、

いつだってあの扉を開けたら待っていてくれたのに・・・。

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メイド喫茶メイドさんは、

2つのお仕事ができなくてはいけません。

それは、今いる常連さんをしっかり楽しませるお仕事と、

初めて来たなじみのない一般客を楽しませるお仕事。

お昼の顔であるマイちゃんですが、

メイリーフは、商店街の路面店であるため、

常連さんも新規客も入り乱れるとても難易度の高い

お昼のお給仕だと個人的には思っています。

新規客と常連さんとのバランスのとり方が難しいです。

14時過ぎに来るラッシュは、

紅茶を入れる技術もあいまって、

一般的な飲食店以上の技量を求められるかもしれません。

そんな中でもキラリと光る弾丸トーク

メイド喫茶とは縁遠い40代のおばさま方を

大きく笑わせることができるのは、

マイちゃんの機転の良さならではと言えると思います。

推測にすぎないですが、重度のメイド喫茶中毒者以外にも

一般のマイちゃんのファンが居たのではないでしょうか?

緑のメイド服に誘われて

ほんの軽い気持ちで立ち寄ったお客さんが、

帰りの扉を開けるころにはその場所だけの思い出を作って帰っていく。

ほんの1時間程度の小旅行体験。

今までのメイド喫茶と一味違うお店の風景は、

自分が通うお店として何故だか自分も誇らしく思えました。

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時は変わって午前11時。

開店と同時に飛び込むのは、

いつでも重度のメイド喫茶患者のローズ氏でした。

こちらはお昼のにぎやかな時間と違って、

高密度で広げられる常連タイム。\(^o^)/

優等生のふりをして実は超絶わがままな

ローズ氏をうまく通わせていたのもまたマイちゃんでした。

毎日お帰りしてくれるのって、

嬉しい反面プレッシャーも高いと思うんですよ。

だって、最初は良くても同じ面子で話していたら、

だんだんと新鮮味も薄れて飽きてきちゃうでしょ?

そんな難易度の高いご主人様の相手を

自分自身の話を軸にしながらも、

ほかのメイドさんを上手に紹介して

メイリーフ」の魅力を語っていたのは、

数多くのメイドさんを見てきてもマイちゃんだけの稀有な能力です。

料理や紅茶の説明が抜群にうまく、、

さらにお店と他のメイドさんの魅力をわかりやすく説明してくれる。

噂のちはやさんに会ってみたい。

あれだけ虐げられているみぃちゃんを見てみたい。

せんせーのこぼれ話をまた聞きたい。

また1日。また1日。

と、足を運ぼうと思うのは、ごく自然な流れでした。

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センチメンタルな内容は、

恥ずかしがってなかなか口にしない彼女も

執拗に質問攻めをするローズ氏に根負けして

お給仕当時の思い出を最後に少しだけ語ってくれました。

マイちゃんが目指してきたメイドさんとは・・・

それは、みんなの3番目のメイドさんになること。

だったそうです。

各店舗からエース級のメイドさん

そろっているメイリーフにおいて

自分が1番を目指す。と、いうのは違うだろう。

ひとりの1番にはならなくても、

みんなの3番になることができれば、

それは素晴らしいことではないか?

そう考えて当初はお給仕にのぞんでいたようです。

ところが彼女はご主人様と接することに加えて、

中のメイドさんをサポートすることに魅力を感じ始めます。

最初は、若い女の子が集まるメイド喫茶なんて、

表面上は仲良くしていても、結局は派閥や争いで

面倒だと思っていたらしいのですが、

ピュアで素敵なメイドさんが集まったメイリーフを

彼女自身が好きになってしまったようです。

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上記の目標が達成できたかどうか?

それは、言葉に表すまでもありません。

彼女のブログのコメントを見ればわかるでしょう。

http://ameblo.jp/maileafmai/entry-11349621770.html

ご主人様がコメントする隙がねぇーよっ。\(^o^)/

彼女は旦那様だけじゃなくメイドさんすべてから

愛される珍しいメイドさんになっていました。

プライベートでの付き合いが嫌いなのに

ココまで仕事上の関係だけで仲良くなるなんて

考えられることでしょうか?

毎日彼女の口から語られる言葉は、

本当にお店への愛にあふれていたからこそ、

みんなの心に響いたと思いますし、

彼女があれだけお店を愛していたからこそ、

多くのメイドさんから本気で卒業を惜しまれていたのだと思います。

確かにちはやさんもあすちゃんも素晴らしいメイドさんです。

でも、それだけではここまで成功はしなかったでしょう。

みんなが気づいていない隙間を抜群の行動力で埋めてきた。

今のメイリーフの成功はそこにあるんだと思います。

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マイちゃんは、私が見てきたメイドさんでも、

古今東西の気づき無双で実行無双。

女の子って普通は自分目線で考えちゃうのに、

いつでも「相手の立場」に立って考えることができる

非常に広い視野を持ったメイドさんでした。

そして考えるだけじゃなく、

実際に実行に移す行動力があるメイドさん

優しいんです。

いつでも考えるのは相手のことを思っての立場から。

卒業式でメイドさんが泣くことを恐れているのは、

泣いてしまった相手をどう慰めればいいかわからないから。

自分が困るのが嫌じゃなくて相手を困らせたくないんです。

泣いたのは自業自得なのだから、

別に放っておいても良いはずなのに、

そこを助けたいと思うやさしい心の持ち主なのです。

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そんな気遣い無双のマイちゃんが、

油断して自由にふるまえる時間を

作るのが僕の夢だったのにかなわないまま

卒業するなんてずるいっ!!

一度でいいから席に座らせて

紅茶をついであげてゆっくりお話を

聞いてあげたかったのに!!

卒業してもメイリーフにお帰りしてね?

今までみんながもらった優しさを、

きっとみんなマイちゃんに返したいと思っているから。

部外者だから。とか、

迷惑かけるから。とか、

言い訳しないで帰れば良いんだよ。

甘えたら良いんだよ。

要らないんだよ理由なんて。

あなたがマイちゃんである。

それだけで十分なんだよ。

まぎれもなくメイリーフは、

マイちゃんが作った場所なんだから。

中のメイドさんは、

誘って来なくてもかまわないから、

しつこく来店を強要してください。\(^o^)/

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と、いうわけでこれからは、

メイリーフ愛好者のひとりとして

新たな旅立ちの始まりですね。

今日から仲間だっ。\(^o^)/

そして尋常じゃないあやかTOの誕生だ。\(^o^)/

メイドさんの成長を楽しめるのは、

別に中の人にしか成しえないわけじゃありません。

ご主人様・お嬢様だって

身近で成長を味わえる一面があるんです。

これからゲームにゲームにゲームにと、

忙しい日々が待っていると思うのですが、

絶対に帰ってきてね?

名古屋にそう簡単に帰れない今、

安心してお店を任せられるのは、

まいちゃんしか居ないんだ。\(^o^)/

これから何をしていくのか聞きそびれたけど、

自分のことも大切に、新しい道もマイ・ぺーすで頑張ってね☆

今までありがとう。

またいつか!!